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みなさんこんにちは!
フルール、更新担当の岡です。
「夜の街をスマートに楽しむためのガイド」第5回のテーマは、予告どおり――
香りと爽快感を“自宅でもお店でも”満喫するコツ
バーでもスナックでも、近ごろ急速に存在感を高めているのがクラフトジンとハイボール。今回は “はじめの一杯” をもっと美味しくするための基礎知識と、話のネタになるトレンドをまとめました。
小規模蒸留所が丁寧に造る個性派ジン
ベーススピリッツにジュニパーベリーを主体とした多彩なボタニカル(ハーブ・果皮・スパイスなど)を浸漬・蒸留。大量生産ジンより香りが立ち、産地や蒸留家の“遊び心”が前面に出るのが魅力です。
いまブームが加速中! 国内のクラフトジン蒸留所は100カ所超え(5年前の約3倍)。缶入りジンソーダや限定ボトルの投入で市場が拡大しています。goo
オーダーTIP
迷ったら「産地で選ぶ」。地元ゆかりの食材ボタニカルが語りネタになります。
まずストレートで香り確認(5–10 mL)
ジン&ソーダ(1:3〜4)or ジン&トニック(1:2〜3)
炭酸は“開栓直後”を使い切る
グラスは冷凍庫でキンと冷やす
柚子ピールやローズマリーで簡単フレーバーアップ
ウイスキー:ソーダ = 1:3(濃いめなら1:2.5)
氷はかち割りをグラス一杯(溶けにくく炭酸持続)
マドラーで“1回だけ”上下反転(かき混ぜすぎ厳禁)
最近は白州・山崎を筆頭に、クラフト蒸留所のハイボールが人気上位。2024年の個人ブロガー&バー投票では「白州 森香る<ビター&スウィート>」「クラガンモア12年」「イチローズモルト&グレーン」などがベスト3を獲得しています。カイ太郎の晩酌日記
| シチュエーション | ベースウイスキー | ひと手間 | 仕上がり |
|—|—|—|
| 食前の口開け | バーボン(メーカーズマークなど) | オレンジピールをツイスト | 甘い香りで食欲アップ |
| 食中メイン | 白州・宮城峡 | 1滴のレモン | ハーブ&柑橘で料理と好相性 |
| バーの締め | アイラモルト(ラフロイグ等) | 炙りローズマリーを添える | 煙香とハーブで余韻濃厚 |
ジンハイボール=ジンをソーダで割るだけの簡単アレンジ。柚子ピールや山椒を浮かべると、ウイスキーベースとは違う爽快感が楽しめます。
低アル派には“ハーフジンハイ”
ベース20 mL+ソーダ200 mLでアルコール度数5〜6 %前後。じっくり味わっても酔いにくく、おしゃべりが弾む夜にぴったり。
クラフトジンは“香りの個性”、ハイボールは“泡の爽快感”――素材も魅力も対照的ですが、どちらも割り方・温度管理・ガーニッシュのひと工夫で一気にグレードアップします。バーでのオーダーはもちろん、自宅でも再現しやすいので、ぜひ今日から試してみてくださいね。
以上、「夜の街をスマートに楽しむためのガイド」第5回でした!
次回は “夜の街をもっと楽しむ BGM入門” と題し、バーやスナックで流れるジャズ・シティポップ・昭和歌謡の“選曲の裏側”を深掘りします。どうぞお楽しみに!